都会のど真ん中で、緑と海を感じられる場所といえば「浜離宮恩賜庭園」。
銀座や汐留、築地場外市場にもほど近くアクセス抜群。

とにかく広い!なんと、25万㎡、東京ドーム6個分。
普通に1周歩くだけでも1時間ほどかかります。写真を撮ったり、すこし休んだりしたいなら2時間ほどはみておいたほうが良いかも。
また、基本的には砂利道なので、スニーカーなど歩きやすい靴で訪れましょう。

近くまで来たから、ふらっと寄ってみた。というよりは、じっくり時間を取って訪れるのがオススメ。
広大な敷地の中に、様々な植物が植えられており、レジャーシートを広げられるピクニックエリアも。
そして、最大の特徴が磯の香り。
実は、庭園の真ん中にある「潮入の池」は、海水を引き入れた池。なんと、海水魚が泳いでいます。
池を見ながら、海の磯の香りを感じる不思議な体験。

この庭園は、徳川将軍家の別邸として作られた大名庭園で、広い園内には随所に歴史を感じられるスポットがあります。
6代将軍 徳川家宣によって庭園の大改修をされた際に植えられたクロマツ「三百年の松」。

将軍が船に乗船する場所であった「将軍お上がり場」。

大名たちが鷹狩を楽しんでいた2つの「鴨場」。

鷹狩の合間に大名たちが休息をとっていた「御茶屋」。

この内の一つ「中島の御茶屋」では、日本茶や和菓子を食べながら休息できます。

江戸時代に創建され、復元された「旧稲生神社」。
等々、見どころは書ききれません。
無料のガイドツアーもあるので、タイミングが合えば、ぜひ参加してみたいところ。英語のツアーも開催されています。
様々な植物が植えられているので、四季折々楽しめそう。今の季節は、シロツメクサが広範囲で見られます。

ツツジも鮮やかでした。

藤棚の季節も楽しみ。

日本の方より、海外の方の方が利用客が多いような気がするのが、もったいない。
地方から来られた方というよりは、関東在住の方の癒し自然スポットとして訪れて欲しい場所でした。

- 浜離宮恩賜庭園
- 東京都中央区浜離宮庭園1-1
<大手門口>
都営地下鉄大江戸線 築地市場駅、汐留駅から徒歩7分
ゆりかもめ 汐留駅から徒歩7分
<中の御門口>
都営地下鉄大江戸線 汐留駅から徒歩5分
ゆりかもめ 汐留駅から徒歩5分 - 休園日 年末年始(12/29~1/1)
- 9:00〜17:00(最終入園16:30)
- 入園料
一般 300円、65歳以上 150円
※小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料