ひと味違うお出かけ先をお探しの方にオススメ、浅草クルーズ。
たくさんの種類の船がありますが、その中でも松本零士さんがデザインされた船があるんです。
松本零士さんといえば『銀河鉄道999』。まさに宇宙を思わせる近未来的デザインの船は、異空間で、想像力を掻き立てられます。
松本零士さんデザインの船は、全部で3つ。
2004年就航開始 ヒミコ
2012年就航開始 ホタルナ
2018年就航開始 エメラルダス
今回は、一番新しいエメラルダスに乗船してきました。
経路は、浅草⇔お台場 のみです。個人的には、浅草発がオススメ。
また、他の船は現地でも乗船券が購入できますが、エメラルダスだけは、オンラインチケットのみの取り扱いなので、ご注意ください。
座席指定もありません。(一部、有料席はあり) 好きな席に座りたい方は、2階の待合室に上がったら、乗船口付近にできる列に早めに並んでおきましょう。

乗り場からは、東京スカイツリーと、アサヒビールの例のオブジェが見えます。

何度見ても、別世界な乗り物。

後方にある入口から入ると、船内はこんな感じ。

外観以上に、内装の近未来感にワクワクします。

フードとドリンクもありますが、簡易的な物が多かったです。アルコールにナッツなんかは、嬉しい。

正面の席は、思いのほか運転席が占めており、窓もあまり見えませんでした。なので、側面の窓から景色を眺めるイメージです。

橋の下を通る感覚は、窓越しにも迫力があります。この日は晴れた日だったので、水面の反射も綺麗でした。下から見上げるビル群は、不思議な感じ。
船内では、メーテルや鉄郎、エメラルダスによるアナウンスも流れており、橋の名前やエピソードなどを知ることができます。

ここで、有料席もご案内。
コンパートメントは2箇所あり、個室感がありますが、窓は少し小さめ。最大4人まで利用可。(平日3,000円、土日祝3,500円)

その他、スーペリアコンパートメントが1カ所。こちらは自由席の後方にあり、開放感があります。最大3人まで利用可。(平日3,500円、土日祝4,000円)

さて。
エメラルダスの最大の見どころは、これから!
実は、船の上に出ることが出来るんです。
※ホタルナも屋上デッキ有り。ヒミコは屋上デッキなし。
永代橋を越えたあたりから、船員さんが手すりなどを準備してくれます。

東京湾に繰り出していく景色は、まさに冒険!
実は、浅草発がオススメな理由はこれ。
まずは船内を堪能して、後半は屋上デッキへ出て、東京湾を感じる。そして、そのままお台場へ着港という流れになるから。

階段を登ると、この眺め。

その後エメラルダスは、いくつかの橋とレインボーブリッジの下を通ります。

この距離感!このワクワク感は、なかなか味わえません。

後ろを振り返ると、カモメさんが飛んでいました。

ひとつ余談ですが。四国出身の筆者には、東京湾は見たことのない透明感のなさでした···
素晴らしい体験に感動していると、ついキャーキャーと口を開けてしまいそうですが、飛んできた水を飲み込まないようにご注意ください。。。
お台場まで約60分の船旅。電車よりも時間はかかりますが、あえての遠回り船旅。むしろ何も用事なくても、お台場まで行ってみましょう♪

冬には、時間選べば夕焼けの時間帯の便もあります。都会ならではの船旅クルーズ、ぜひ体験してみてくださいね。
- 東京都観光汽船 TOKYO CRUISE
EMERALDAS - 浅草乗り場 東京都台東区花川戸1-1-1
東京メトロ銀座線、東武伊勢崎線「浅草」駅より徒歩1分
都営地下鉄「浅草」駅より徒歩3分 - 運休日※船によって異なる
エメラルダス:毎月第4火曜日とその翌日(8月を除く) - 料金
浅草~お台場海浜公園 2,000円(小人1,000円)
※別途、有料席あり - 乗船人数 約100名