【東京都文京区】冒険心をくすぐる大名庭園@小石川後楽園

東京

約660株の花菖蒲が見頃を迎えている小石川後楽園ですが、他にも見どころたっぷり。

9つある都立庭園のうちの1つで、池泉回遊式庭園(ちせんかいゆうしきていえん)と呼ばれる、池の周りを歩いて楽しめる大名庭園です。

蓬莱島を中心に作られていますが、それ以外にも見どころが数え切れない。

入口は、西門と東門の2ヶ所。でも、ぜひ西門から入場してみて欲しい。

なぜなら、西門の小径を抜けると、、、

パッと広がる景色に、息を呑むはず。東京ドームや、高層ビルは多少映り込みますが、、、それでも東京であることを忘れそうになる景色。

青々とした、枝垂桜。春にぜひ訪れたい。

威風堂々、一つ松。フォルムが美しい。

沢渡りをしながら、白糸の滝を臨む。水音は心地良く、石の上を大股で歩くのは童心に返る瞬間。

菖蒲田の隣、松原。天高くそびえる松は、また違った風情を感じさせます。

同じく菖蒲田の隣にある茅葺きの休憩所、九八屋。江戸時代の酒亭を再現したんだとか。入り口付近の敷瓦の繊細な彫りは一見の価値あり。

愛宕坂の男坂と女坂。急な男坂は登れませんが、緩やかな女坂から登れます。

女坂の上からの景色。木陰の間から見える菖蒲の青や紫が鮮やかです。

梅林には、様々な種類の梅が約150本植えられています。早咲きのものは12月から咲き始め、2月頃に見頃を迎えます。濃いピンクから白いものまで色とりどりの梅が楽しめます。

2025年6月3日時点では、梅林の奥に紫陽花が咲き始めていました。

アーチ型の石橋、円月橋。残念ながら、この上を歩くことはできません。このむき出しの木の板の上を歩きます。それはそれで、ワクワク♪円を描く水面に映ったアーチもチェックしてみて。

赤門。

唐門。「後楽園」の下と、裏側にある豪華な彫りはお見逃しなく。

新緑越しに見る橋。秋の紅葉も楽しみ。

数多くの見どころがある小石川後楽園ですが、全てを堪能しようとすると、まさに冒険。一周は40〜60分ほどですが、もう少し時間を取って2周3周と楽しむのもオススメ。

右に行こうか、左に行こうか。

マップを閉じて、案内看板だけを目印に進むのも面白い。

360度見渡して、五感を使って冒険して欲しい。

作り込まれた石の階段や道を、じっくり見てみても面白い。この日は、雨に濡れて、より美しさを増していました。

流れる水の透明感。苔も映えます。

水のせせらぎと、鳥のさえずりと、木々の香りと。

写真多めでしたが、まだまだ紹介しきれていません。自分だけのお気に入りスポットを見つけてみてくださいね。

なお、赤い橋が有名な通天橋は、老朽化の為に8月29日まで架替え工事を行っています。立入禁止、通行不可区域が設けられていますので、ご注意を。

  • 小石川後楽園
  • 東京都文京区後楽1-6-6
  • アクセス
    • 東門
      JR総武線 水道橋駅より徒歩5分
      東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩6分
      都営三田線 水道橋駅より徒歩8分
    • 西門
      都営大江戸線 飯田橋駅より徒歩3分
      JR総武線 飯田橋より徒歩8分
      東京メトロ東西線・有楽町線・南北線 飯田橋駅より徒歩8分
      東京メトロ丸ノ内線・南北線 後楽園駅より徒歩8分
  • 9:00〜17:00(最終入園16:30)
  • 休園日 12/29〜1/1
  • 料金
    • 一般 300円、65歳以上 150円
      (小学生以下及び都内在住・在学の中学生は無料)
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